ドワハル的、B級映画ってなに?
今はあまりつかわれていませんが、B級映画というジャンルがあります。
ハリウッド作品でおもに使われていました。
- 制作側からいえば、低予算なんでさーせん。2本立てのそえものだよー。
- 観客からしたら「まぁB級だからこんなもんだよね」
ざっくりいうと製作会社の保険ワードです。だから面白くないっていってんじゃん!
です。
しかし、作り手からいえばチャンスです!
このカテゴリーからたくさんの名監督や名俳優が観客にバレました。
みつかってしまったわけです。
低予算なんで観客の期待のハードルは下がってます。
なのにA級映画をこえたAAA級のB級映画がたくさんうまれたわけです。
あらゆる条件がうまくマッチングした奇跡ですね。
先入観がない顔も知られてない俳優たちが見事に世界に入り込ませてくれます。
低予算だけど好きなもん作れいわれたら、はい待ってました!っていう人たちはたくさんいますよね。
じゃあ、誰なん?作品はなに?
わからないです。
もうね。低予算だからなに?ってなります。
例えばスティーブン・スピルバーグの
「激突!」?
おいおい、これすごいよ?
ジョン・カーペンターの
「ニューヨーク1997」?
これで十分でしょ?
ジョージ・ミラーの
「マッドマックス」?
こんなん金かけたら撮れるん?関係ないでしょ?
そうです。撮れないです。
なのでB級映画は低予算であるという宣伝用語です。
観る側には関係ないですよね。
B級映画という認識もひとそれぞれです。
そもそもこの予算で満足なのに低予算いうな!っていう人もいるでしょ。
ただ名作をうみだしてきたB級映画というカテゴリーのおかげで
今だとそれはもう先駆者てきな意味合いが強いです。
邦画だとそのまま低予算映画と宣伝してます。
なんか個人的には制作費300万!って宣伝するのは
えーーーって思います。それ言う?って感じですね。
結局、こいつ何がいいたいの?
はい、伝えたいことはひとつです。
「おれ、B級映画好きなんだよねぇ」
って上からいうな!ってことです。
ちゃんと作品名でこの映画が好きだと。
クエンティン・タランティーノはそういうワードを巧みに使いますよね。
それはアリです…。ドワハル的なんでさーせん。
なのでうまく使おうB級映画!です。